今回の三島はやはりイイ。店では、そう断言しています!
すべて1点ものなので、皆様迷われますが
「やっぱり、これ!」最初に目を向けられた作品に決まり、のようです。
店内では少しですが、お料理を盛った写真も添えてありますので
ご参考になさっていただけると幸いです。
・灰釉三島7.5寸鉢 \10,800 (\10,000 tax\800)sold out
φ23~23.5×h7.5cm
・灰釉粉引舟形盛鉢 \9,720 (\9,000 tax\720)sold out
w25.5×D21×h5.5cm
樫灰釉。
緑というよりは青みが強い。
白泥を刷毛塗りしており、釉が流れた跡は淡水色のガラス質となって
水を連想させ、涼しげな表情に仕上がっています。
・灰釉刷毛目三島7寸鉢 \9,720 (\9,000 tax\720)sold out
φ22.2×h6.7cm
・灰釉三島6.5寸鉢 \7,560 (\7,000 tax\560) sold out
φ20×h6.3cm
上2枚の写真:何もしていない状態の器。
下2枚の写真:水で濡らしたもの。
長く炭化焼成することで、赤みが増してくるのだそうです。
さらに水や油など通常器として使っていただくうちに
自然とこのような色に変化してくることでしょう。
ぜひ一度ザブンと水にくぐらせてから使ってみてください。
グリーンだけのサラダやエスニックな料理も似合いそうです。
・灰釉三島6寸鉢 炭化 \6,480 (\6,000 tax\480)sold out
φ18.8×h6cm
・三島について
李朝初期頃、朝鮮で作られていたのが「三島」。
その頃は三島という呼び名はありませんでした。日用雑器として
たくさん作られ、人々の間に広まっていたとされています。
この装飾の生まれは、献上するための絢爛なものとは無縁ともいえるでしょう。
ひとつひとつの印は花や波線・連珠など極々身近に連想される模様を
さらに簡素化したもので構成されているところ、、、
当時の暮らしを象徴しているように思います。
それらが日本へと伝わり、侘茶の文化が熟成しつつある室町後期には
茶人達によって「素朴な美」として謳われはじめました。
三島と名付けられたのもこの頃です。
もともと食べるための道具であり、茶碗として使われることなど
想定していなかったもの。
それから、現在にいたるまで。
時がめぐりめぐって、若い作り手さんもこの三島を生活雑器ととらえて
関心を寄せ始めているということ。
私たちも李朝後期と同じく、食べ物を盛る器として「三島」を
みはじめたこと。
茶人達が見いだしたものを、また新鮮なものとして感じられるのは
今の時代を反映しているんじゃないかとも・・・思うのです。
三島の器を使われる時に、そんな長い歴史について(そんなに詳しく
書けてませんが・・・)思いをよせるのも面白いかもしれません。
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